【スマートキーでエンジンがかからない】を即解決する緊急時の対処法

スマートキーの不具合? エンジンがかからないときの簡単解決法

いつものように車に乗り込み、さぁ出発しよう!とエンジンスイッチを押してみるも今日はなんだか様子がおかしい。

「どうしよう……エンジンスイッチを押してもエンジンがかからない!」

こんなとき、どうしたらいいかとても焦ってしまいますよね。
実はこういったスマートキーが正常に作動しない緊急時に、エンジンをかける方法が存在するのですが意外と知らない人が多いのが現状です。

この記事では

「緊急時のエンジンのかけ方」
「緊急時のエンジンのかけ方を試してもエンジンがかからない場合の対処法」
「今後慌てないために知っておきたいスマートキーの注意点」

について解説していきます。
この記事を読めば、きっとあなたの状況に合った解決法が見つかるはずです。

エンジンがかからない!緊急時のエンジンのかけ方

エンジンスイッチを押してもエンジンがかからない場合、今から説明する手順で簡単にエンジンを始動することができます。さっそく試してみましょう。

ブレーキを踏みながらスマートキーでエンジンスイッチにタッチ!

まずはシフトポジションが「P」にあることを確認しましょう。
次にしっかりとブレーキペダルを踏みながら、スマートキーでエンジンスイッチに触れます。

スマートキーでエンジンに触れる.jpg

点灯か音が鳴ったらエンジンスイッチを押すだけ!

スマートキーでエンジンスイッチに触れたら、エンジンスイッチの表示灯が点灯、もしくは「ピー」というブザー音が鳴るので、エンジンスイッチをいつものように押してください。これでエンジンがかかります。

点灯か音が鳴ったらエンジンスイッチを押すだけ

※メーカーや車種によってはエンジンスイッチの表示灯ではなくマルチインフォメーションディスプレイに表示される場合があります。

Honda(ホンダ)の車だけは手順が少し違うので注意!

緊急時のエンジン始動方法は、どのメーカーもほとんど同じです。しかし、ホンダの車だけは少し手順が異なりますので、以下の方法でエンジンを始動してみてください。

ホンダのスマートキーのエンジン始動手順
  1. エンジンスイッチを押します
  2. 「ピーピー」という音が鳴りエンジンスイッチが30秒間点滅します。
  3. 点滅している間にスマートキーのエンブレム面でエンジンスイッチに触れます。
  4. エンジンスイッチが点灯したら、ブレーキペダルを踏みながらエンジンスイッチを押しましょう。エンジンが始動します。

エンジンがかかればスマートキーの電池を交換

ご紹介した緊急時のエンジンのかけ方でエンジンがかかれば、スマートキーの電池切れが今回のトラブルの原因と考えられます。しかし緊急時のエンジンのかけ方はあくまでも一時的な対処法ですので、なるべくすぐにスマートキーの電池交換をしましょう。

スマートキーの電池交換方法

スマートキーの電池交換方法は、メーカーや車種によって多少違いはありますがおおまかな手順は同じです。

準備するもの
  • 同じ型番の電池
  • 小さいサイズのマイナスドライバ
  • 点滅している間にスマートキーのエンブレム面でエンジンスイッチに触れます。
  • 布(傷がつくのを防ぐため
【電池の交換手順】

  1. スマートキーからメカニカルキーを抜く
  2. ロゴ面を上にして、マイナスドライバーをくぼみに差し込み、カバーを外す
    ※このとき、カバーが傷つかないようにマイナスドライバーに布を巻くのがおすすめ!
  3. 入っていた電池を取り外し、同じ型番の新しい電池と交換する
  4. 外したカバーを戻し、メカニカルキーを差し込んで完了

スマートキーの電池はコンビニや家電量販店、100円ショップでも手に入れることができます。
小さいサイズのマイナスドライバーもない場合は一緒に購入しましょう。

それでもエンジンがかからないときの4つの対処法

1章でご紹介した緊急時のエンジンのかけ方でもエンジンがかからない場合は、スマートキー以外の原因が考えられます。ケースごとに対処法をご紹介しますので、ご自身の車の状況を確認して適切に対処しましょう。

ハンドルが動かない場合はハンドルロックを解除する

どのメーカーの車にもハンドルロックと呼ばれる盗難防止機能が備わっています。ハンドルがロックされている状態にあると、エンジンはかけられません。誤操作によって意図せずハンドルロックがかかってしまうケースもありますので、まずはハンドルがロック状態になっていないか確認しましょう。

もしもハンドルロックがかかってしまっていたら、以下の手順でロックを解除することができます。

ハンドルロックの解除方法
  1. シフトポジションが「P」に入っていることを確認
  2. ハンドルを左右どちらかに軽く回しながら、エンジンスイッチを押せば解除できます

バッテリーが上がっていたらロードサービスを活用する

バッテリーが上がってしまっている場合も、エンジンはかからなくなります。バッテリーが上がると、車の電気系統はすべて使用できなくなりますので、以下の状態である場合はバッテリー上がりが起きていると判断しましょう。

  • 室内灯が点灯しない
  • ライトが点かない
  • エンジンスイッチを押してもセルモーター(エンジンを始動させるモーター)が回らない、もしくは「カチカチ」という音だけが聞こえる

保険会社やJAFに連絡する

バッテリー上がりだと判断できたら、ロードサービスによる救助を要請しましょう。みなさんが加入している自動車保険の多くはロードサービスが付帯しています。まずは保険会社に連絡して、救助をお願いしましょう。保険会社によってはロードサービスの利用回数の制限がある場合がありますので注意が必要です。

なかにはJAFに加入しているという方もいるはずです。自動車保険のロードサービスの場合、対象は「契約車両」のみですが、JAFは対象が「人」になるため、友人の車や会社の車を運転しているときなどのトラブルは、JAFに連絡する方がよいでしょう。また、JAFの場合は利用回数に制限がありませんので、保険会社で利用制限がある場合などはJAFが便利でしょう。

急ぎの場合は業者がおすすめ

自動車保険のロードサービスは無料で受けられる反面、到着までに時間がかかるというケースも多いようです。またJAFの場合は年会費がかかり、会員でなければ無料でサービスを受けることができません。

  1. 急ぎの予定がある
  2. 高速道路や路上でバッテリー上がりを起こしたため、待ち続けるのは危険な状況
  3. 真夏や真冬など、車内で長い時間待機するには厳しい
  4. すでに自動車保険のロードサービス利用上限に達してしまっている
  5. JAFに加入していない

このような場合は、業者に依頼するのがおすすめです。
しかし業者の場合、作業代のほかに出張費がかかる場合があり費用が心配という人も多いでしょう。

少しでも早く、安く依頼したいという方は「カーバッテリー110番」へご相談ください。
カーバッテリー110番が手配する業者は出張費無料、最短5分で駆けつけます。エンジン始動ブースターサービスは8,800円(税込)から承っておりますので、まずはお気軽にお電話ください。24時間年中無休でお電話を受け付けております。

エンジンから異音がする場合はディーラーか整備工場へ

エンジンスイッチを押した際に、以下のような異音がする場合は部品の故障が考えられます。

音の種類 原因
「カタカタ」 セルモーターの故障
「カラカラ」「キーキー」 プーリーの摩擦音
「ウィーン」 ベアリングの老化
「キュルキュル」  オルタネーターベルトの摩耗

車の故障の場合、ロードサービスでは対応不可能ですので、ディーラーや整備工場へ修理を依頼しなければなりません。しかし、エンジンがかからない状態では整備工場まで車を持っていけませんので、まずは自動車保険会社やJAFに連絡してディーラーや整備工場まで「けん引」を依頼しましょう。

原因がわからない場合はプロに頼ろう

ハンドルロックでもなく、バッテリー上がりでもなく、エンジンからの異音もない……自分では何が原因なのかわからない!という場合は、無理をせずに自動車保険会社やJAF、業者などのプロに相談しましょう。車にトラブルがあったときは、慌てず冷静に対処することが大切です。

もう慌てない!スマートキーを使ううえでの注意点

キーを持っているだけでドアロックやエンジン始動ができるスマートキーはとても便利なものです。しかし、上手に使いこなさなければトラブルの元になってしまうことがあります。
スマートキーを使ううえでの注意点をよく把握し、いざというときに慌てないように備えておきましょう。

キーは必ず運転者が携帯する

キーは毎回取り出す必要もなく、カバンやポケットの中に入れておけば反応してくれるため、存在感が薄くなります。またスマートキー対応の車は、一度エンジンをかけてしまえばスマートキーを持っていなくても走行することが可能です。そのため以下のようなトラブルが起きやすくなりますので、キーは必ず運転者が携帯するようにしましょう。

ケース①同乗者にキーを預けたまま、同乗者を降ろしてしまった

同乗者にキーを預けていることを忘れて同乗者が降りてしまうと、車はそのまま走行できますが、いったんエンジンを切ってしまうと再度エンジンをかけられなくなってしまいます。

ケース②キーを助手席に置いたままインロックにより子供が閉じ込められた

スマートキーの入ったバッグを助手席に置いて、子供を後部座席のチャイルドシートに乗せドアをしめところ、ドアロックがかかり子供が閉じ込められてしまったケースです。スマートキーの電池切れや電池の消耗が原因となっておこるトラブルですが、真夏などは特に危険ですので運転者が車外にいるときはキーをしっかりと携帯しましょう。

ケース③車のエアコンを先にかけて、いったん家に戻ったときにキーを忘れる

寒さや暑さが厳しい季節になると、車のエアコンを先にかけて車内を温めて(涼しくして)おこうと考える方も多いですよね。しかし先にエンジンをかけ、いったん家に戻ったとき玄関にキーを忘れてしまいそのまま出発してしまうトラブルが発生しやすくなります。
また、キーがなくても走行できるということは乗り逃げされてしまう危険性もあるため、エンジンをかけたまま車を離れないようにしましょう。

年に1回は電池交換をする

スマートキーの電池寿命は1~2年といわれています。スマートキーは常に電波を受信しているため、使用していない間でも電池が消耗します。電池が切れてから交換では、電池切れによるトラブルを避けることができません。たとえ電池が残っていたとしても「1年に1回の電池交換」を徹底しましょう。

磁気を発生する機器の近くで保管しない

磁気を出す物のそばにスマートキーを置いておくと、常に電波交信状態となり著しく電池が消耗してしまいます。数か月で電池が切れてしまったという人は保管場所に問題がある可能性がありますので保管場所を変更しましょう。

次のような磁気を発生する機器の1メートル以内にはスマートキーを保管しないようにしてください。

  • テレビ
  • パソコン
  • 携帯電話やコードレス電話機、充電器
  • 電気スタンド
  • 電磁調理器

電波障害による不具合に注意

テレビ塔や空港、軍用基地などの近くでは、強い電波による電波障害がおこり、スマートキーが正常に作動しないことがあります。また、コインパーキングでもループコイルと呼ばれる車両検知装置の電波が干渉して、スマートキーが動作不良を起こすことがあります。

もしもそれらの近くでスマートキーを使用し、正常に作動しない場合は1章でご紹介した「緊急時のエンジンのかけ方」を試してみてください。ドアも開かない場合はスマートキーのリモコンにてロックを解除するか、無理ならばメカニカルキーを使用して解除しましょう。

スマートフォンや携帯電話と一緒にスマートキーをポケットやカバンにいれている方も注意が必要です。その状態でスマートキーが正常に作動しないトラブルがおきたときは、スマートフォンや携帯電話をスマートキーから離して使用してみましょう。

まとめ

スマートキーは便利な反面、電池切れや電波干渉をおこすと正常に作動しなくなってしまいます。そんなときは慌てずに「緊急時のエンジンのかけ方」を試してみましょう。

それでもエンジンがかからなければ、スマートキー以外の車の不具合が考えられます。適切な対処をして、原因がわからない場合は無理せずにプロに頼るようにしましょう。

車の便利な機能や技術はどんどん進歩しています。スマートキーを使用するうえでの注意点をよく把握し、便利なスマートキーで快適にカーライフを楽しみましょう!

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